地球に
向けて
小惑星を
出発した
日本の
探査機「はやぶさ
2」は、
およそ1年半ぶりにメイン
エンジンを
起動させ、
試験運転を
始めました。
日本の
探査機「はやぶさ
2」は、
小惑星「リュウグウ」の
岩石を
採取するため
2度の
着陸に
成功する
など、
およそ1年半にわたる
探査を
終え
今月13
日、
地球に
向けて
小惑星を
出発しました。
JAXA=宇宙航空研究開発機構は20日、メインエンジンであるイオンエンジンを起動し、試験運転を始めたと発表しました。
イオンエンジンを起動するのは去年6月以来、およそ1年半ぶりで、来月2日までの13日間の試験期間を設けて4台のイオンエンジンが正常に作動するか確認することになっています。
そして来月3日以降に、イオンエンジンを使って本格的に地球に向けて飛行を始め、来年の11月から12月に「リュウグウ」の岩石の破片が入ったと見られるカプセルを分離して、オーストラリアの砂漠地帯に落下させることになっています。