ＧＳＯＭＩＡ維持いじ 韓国かんこく「条件じょうけん付つき」強調きょうちょう 関係かんけい改善かいぜんは不透明ふとうめい

韓国かんこく大統領だいとうりょう府ふのキム・ユグン（金きむ有ゆう根ね）国家こっか安保あんぽ室しつ第だい１いち次長じちょうは22日にち、失効しっこうが23日にち午前ごぜん０ぜろ時じに迫せまっていたＧＳＯＭＩＡについて、終了しゅうりょうするとした韓国かんこく側がわの通告つうこくを「停止ていしする」と発表はっぴょうし、ＧＳＯＭＩＡは維持いじされることになりました。

また、日本にっぽんが韓国かんこく向むけの半導体はんどうたいの原材料げんざいりょうなど３さん品目ひんもくの輸出ゆしゅつ管理かんりを厳きびしくした措置そちについて、日にち韓かん両りょう政府せいふの政策せいさく対話たいわが正常せいじょうに進すすんでいる間まはＷＴＯだぶりゅ-てぃ-お-＝世界せかい貿易ぼうえき機関きかんへの提訴ていその手続てつづきも停止ていしすると明あきらかにしました。

ただ、今回こんかいの措置そちについて大統領だいとうりょう府ふの関係かんけい者しゃは、あくまで輸出ゆしゅつ管理かんりをめぐる今後こんごの日にち韓かん協議きょうぎの進展しんてんを必要ひつようとする「条件じょうけん付つき」の暫定ざんてい的てきな措置そちだと強調きょうちょうしました。

さらに、輸出ゆしゅつ管理かんりの優遇ゆうぐう対象たいしょう国こくから韓国かんこくを除外じょがいした措置そちも含ふくめて日本にっぽん側がわから譲歩じょうほを引き出ひきだせなければ、「いつでもＧＳＯＭＩＡを終了しゅうりょうできる」とけん制けんせいしています。

大統領だいとうりょう府ふの関係かんけい者しゃによりますと、ＧＳＯＭＩＡや輸出ゆしゅつ管理かんりの問題もんだいをめぐる一連いちれんの交渉こうしょうで、日にち韓かん関係かんけい悪化あっかのきっかけとなった太平洋たいへいよう戦争せんそう中ちゅうの「徴用ちょうよう」をめぐる問題もんだいは取り上とりあげられなかったということで、今後こんご、日にち韓かん関係かんけいの改善かいぜんにつながるのかは不透明ふとうめいです。