厚生労働省は、約1万5000の会社について、今年学校を卒業して会社に入った人の最初の給料を調べました。
大学を卒業した人の最初の給料は平均で21万200円で、去年より3500円増えました。4年続けて高くなっていて、初めて21万円以上になりました。
男性は21万2800円で、女性は20万6900円でした。
社員が1000人以上の会社は21万3100円でした。社員が100人から999人の会社は20万8600円、99人以下の会社は20万3900円でした。
厚生労働省は「働く人が足りない店や医療、福祉などの会社で給料が上がっています。働く人を集めるために、最初の給料が上がっていると思います」と話しています。