アメリカでは1923年以来、毎年この時期に「ナショナル・クリスマスツリー」と呼ばれる木をワシントンのホワイトハウス前の広場に飾り、大統領が明かりをともすことが伝統となっています。
5日行われた点灯式にはトランプ大統領がメラニア夫人とともに参加しました。
トランプ大統領によるカウントダウンのあとメラニア夫人がスイッチを押すと、電飾で彩られた高さおよそ9mの巨大ツリーが夜空に色鮮やかに浮かび上がりました。
トランプ大統領は集まった大勢の人たちに対して「非常にすばらしく特別な人たちよ、ありがとう」と述べ、クリスマスシーズンの到来を祝いました。
恒例のツリーの点灯で、ワシントンの街なかではクリスマスのムードが一気に増していきます。
ただ政界では、いわゆるウクライナ疑惑をめぐって野党 民主党がクリスマス前にもトランプ大統領を弾劾訴追する構えを見せていて、トランプ大統領にとっては気もそぞろなクリスマスシーズンになる可能性もあります。