プロボクシングで
具志堅用高さんなど多くの
世界チャンピオンを
輩出した「
協栄ジム」が
近く活動を
休止することになりました。ジムの
金平桂一郎会長は、「
支援者などを
募ってジムの
再建を
目指したい」と
話しています。
金平会長によりますと、
実質的な
運営会社との
間で
金銭上の
問題があり、
9日、ジムのオーナー
などで
作る東日本ボクシング
協会に
活動の
休止を
届け出るということです。
東京 新宿区にある協栄ジムは、昭和34年に前身のジムが設立され、世界タイトル13回連続防衛の日本記録を持つ具志堅用高さんや3階級制覇を達成した亀田興毅さんなど、13人の世界チャンピオンを輩出しました。
プロボクシングを統括するJBC=日本ボクシングコミッションによりますと、ジムが活動休止となった場合、所属選手は新たなジムに移籍しなければ、試合に出場できないということです。
金平会長は、「運営会社との間で双方が代理人を立てて協議してきたが、進展は見られずやむをえないと判断した。選手やファン、業界の方々にジムを代表しておわびしたい。スポンサーや支援者を募り、ジムの再建を目指したい」と話しています。