5日はアリゾナ州で行われたアスレティックスとのオープン戦にピッチャーとして初めて先発しました。
大谷選手は1回、ツーベースヒットとフォアボールでツーアウト一塁二塁としますが、5番バッターから変化球で空振り三振を奪い、ピンチを切り抜けました。
続く2回はワンアウト二塁からツーベースヒットを打たれて1点を失いましたが、後続のバッターからこの試合5つ目の三振を奪ったところで球数が40球を超え、マウンドを降りました。
この試合、大谷選手は1回と3分の2イニングを投げてヒット3本、1失点、フォアボール2つの内容で、5つのアウトはすべて三振で奪いました。
また、球速は最速で161キロをマークし、投打の二刀流復活に向けて歩みを進めました。
試合後、大谷選手は「最初だったので比較的軽くいこうと思ったが、球数もしっかり投げられたし、ランナーを背負った状況は実戦でしか経験できないのでよかった。すごく楽しかった」と振り返りました。
そのうえで「まっすぐも比較的よかったし、スプリットは特に変化もよかったので満足している。カウントをとりにいったスライダーはよくなかった。決めにいったボールは力んでいたので、そこは実戦ならではだと思う」と自身のピッチングを分析していました。