埼玉県朝霞市の
小学校で、
給食の
皿うどんの
麺を
食べた
児童と
教諭合わせて7
人が
歯が
欠けるなどの
被害が
出ました。
市は
調理の
際に
揚げすぎて
麺が
固くなったことが
原因だとしています。
朝霞市によりますと「
朝霞第五小学校」で11
日、
給食で
提供された
皿うどんを
食べた1
年生から5
年生までの
児童6
人と
教諭1
人の
合わせて7
人の
歯が
欠け、このうち児童3
人が
病院で
治療を
受けたほか、
別の
児童数人の
口の
中が
傷つく被害が
出ました。
市は皿うどんに使用した中華麺を本来は2分から3分揚げるべきところを誤って10分ほど揚げてしまい、麺が固くなったことが原因だとしています。
この小学校では学校内で給食を調理していて、栄養士が作る「調理指示書」では適切な揚げ時間が記載されておらず、担当した調理業者のスタッフ2人が「揚げ不足だ」と判断してしまったということです。
朝霞市では業者から聞き取りを進めるとともに、被害にあった児童のもとに謝罪に訪れることにしています。
さらに、この小学校では皿うどんが提供される前日も納品業者のミスで6年生の一部のクラスに提供されたドーナツの賞味期限が1年ほど切れていたということです。
朝霞市学校給食課は「給食は子どもたちに安心して食べてもらうべきもので、二度とこのようなことがないように再発防止策を講じていきたい」と話しています。