クーデター後の混乱が続くミャンマーでは、アウン・サン・スー・チー氏が率いる反軍勢力への弾圧が強まり、当局による暴力的な拘束の様子が相次いで報告されています。
地元メディアによりますと、拘束された男性はアウン・サン・スー・チー氏率いるNLD=国民民主連盟の関係者で、自宅にいたところを軍の兵士らに無理やり連れ去られたということです。
ミャンマー当局は9日、NLD党員ら少なくとも4人を拘束したという情報があります。今月に入ってから拘束された党員が拘留中に死亡するケースも相次いでいて、地元メディアなどは、当局の拷問によって死亡した可能性を伝えています。