食品・日用品大手の英蘭ユニリーバは9日、ビューティー、パーソナルケア商品のパッケージから「ノーマル(標準、普通)」の表記を排除すると発表しました。
同社が最近、世界各地で実施した調査で、髪や肌について「ノーマル」という言葉が使われると、過半数の人が疎外感を抱くことが分かったということです。
商品のパッケージや広告に出てくる「ノーマル」が悪影響を及ぼすと考える人は全体の7割、特に18~35歳の若年層では8割に上りました。
また商品を買う時、社会問題に対する会社の態度によく注目するようになったと答えた人も半数を超えていました。