スキージャンプ女子のワールドカップは
個人の10
戦目が
行われ、エースの
高梨沙羅選手は2
位に
入り、
通算107
回目の
表彰台に
立ちました。
これで
男女を通じて歴代最多と
なる通算108
回の
表彰台まであと1
回に
迫りました。
スキージャンプ女子のワールドカップは20
日、ロシアでヒル
サイズ97
メートルのノーマルヒルで
行われました。
日本勢は今シーズン3勝を挙げてここまで4試合連続の表彰台と好調の高梨選手をはじめ、5人が出場しました。
高梨選手は、雪が降る中、1回目で92メートル50をマークし、トップと6.9ポイント差の4位につけました。
2回目は雪が激しく降り視界が悪くなる中、95メートル50と飛距離を伸ばし、合計ポイント224.1で2位に入りました。
高梨選手は、これで通算107回目の表彰台で男女を通じて歴代最多となるフィンランドのヤンネ・アホネン氏の通算108回まであと1回に迫りました。
また、今シーズンの総合順位で2位に15ポイント差をつけてトップに立ちました。
高梨選手は「自分が目指す1番高い所に立つためにもミスは許されない。自分のスタイルや形を見つけることはできているので見直して次につなげたい」と話しました。
このほか日本勢は丸山希選手が6位、伊藤有希選手が8位、勢藤優花選手が19位でした。
一方、岩渕香里選手は、スーツの規定違反となって失格となりました。
優勝はオーストリアの19歳、マリタ・クラマー選手で今シーズン4勝目です。