東京オリンピック・パラリンピックについて、IOC=
国際オリンピック
委員会は、
大会運営で
役割が
ある人にのみ
大会のID
カードを
発行すると
発表し、
関係者の
同伴者やかつてのメダリスト
などの
参加が
大幅に
制限されることになりました。
新型コロナウイルスの
感染拡大が
続くなか、
今年7
月に
開幕する
東京大会についてIOCや
大会組織委員会は3
月、
政府や
東京都などとの5
者会談で
海外からの
観客を
受け入れないことを
決めました。
そのうえで大会関係者については組織委員会の武藤事務総長が「大会に関係する方であれば入れる可能性はある」としたうえで「見直していく必要はある」と述べていました。
IOCは26日、大会関係者の扱いについての声明を発表し、日本政府側から大会運営上の責任を持たない参加者を大幅に削減する必要があると伝えられたことを明らかにしたうえで、「日本側の求めに応じてIOCの理事会は重要かつ大会運営の役割がある人にのみ『アクレディテーションカード』と呼ばれる大会のIDカードを発行することを決めた」と表明しました。
IDカードの発行が制限されるのは、▼すべての関係者の同伴者やIOC委員の招待客、▼「アスリートレジェンド」と呼ばれるオリンピックのかつてのメダリスト、などとしていて、大会に参加する関係者が大幅に削減される見込みとなりました。
IOCによりますと、この決定は、パラリンピックにも適用されるということです。