米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「キュリオシティ」がこのほど、好奇心をかきたてる岩石層で「自撮り」を行ったことがわかりました。
キュリオシティは今月16日と26日、ロボットアームを使って60枚の画像を撮影し、「マストカム」で「Mont Mercou」と呼ばれる岩石層の画像を11枚撮影しました。この名前はフランス南東部のノントロン村近郊の山にちなんだものです。
キュリオシティの左に、高さ約6メートルの露頭が見えます。キュリオシティは岩石層近くの岩の試料を採取するためにドリルを利用しました。これまでにキュリオシティが集めた30個目の試料となりました。