Japanese News: 競泳日本選手権3日目瀬戸は全体2位で準決勝へ 200mバタフライ

競泳きょうえい日本にっぽん選手権せんしゅけん3日にち目め瀬戸せとは全体ぜんたい2位いで準決勝じゅんけっしょうへ 200mバタフライ

Apr 5, 2021 12:04

Furigana

東京とうきょうオリンピックの代表だいひょう選考せんこう会かいとなる競泳きょうえいの日本にっぽん選手権せんしゅけんは大会たいかい3日にち目めのレースが行おこなわれています。午前ごぜん中ちゅうに行おこなわれた予選よせんでは、瀬戸せと大だい也選手せんしゅが男子だんし200メートルバタフライの予選よせんに出場しゅつじょうし、全体ぜんたい2位いで午後ごごの準決勝じゅんけっしょうに進すすみました。

今回こんかいの日本にっぽん選手権せんしゅけんは、決勝けっしょうで派遣はけん標準ひょうじゅん記録きろくを突破とっぱして2位い以内いないに入はいれば個人こじん種目しゅもくで東京とうきょうオリンピック代表だいひょうに内定ないていします。大会たいかい3日にち目めの5日にちは、午前ごぜん中ちゅうに男女だんじょ合あわせて4種目しゅもくの予選よせんが行おこなわれました。

このうち男子だんし200メートルバタフライの予選よせん、最終さいしゅう組ぐみのレースにはすでに個人こじんメドレー2種目しゅもくで東京とうきょうオリンピックの代表だいひょうに内定ないていし、この種目しゅもくでも代表だいひょう入いりを目指めざす瀬戸せと選手せんしゅが出場しゅつじょうしました。

瀬戸せと選手せんしゅは序盤じょばんからレースをひっぱり、1分ふん56秒びょう21のタイムでこの組くみトップでフィニッシュし、全体ぜんたい2位いで午後ごごの準決勝じゅんけっしょうに進すすみました。

一方いっぽう、この種目しゅもくのリオデジャネイロオリンピックの銀ぎんメダリスト、坂井さかい聖人まさと選手せんしゅは1分ふん59秒びょう51の全体ぜんたい19位いで、予選よせん落おちとなりました。

女子じょし200メートル個人こじんメドレーの予選よせんには、おととしの世界せかい選手権せんしゅけんの代表だいひょう大本おおもと里佳さとか選手せんしゅが出場しゅつじょうし、2分ふん12秒びょう53をマークし全体ぜんたい1位いで準決勝じゅんけっしょうに進すすみました。

また、3日にちの400メートル個人こじんメドレーで派遣はけん標準ひょうじゅん記録きろくを突破とっぱし、東京とうきょうオリンピックの代表だいひょうに内定ないていしている大橋おおはし悠ゆう依よ選手せんしゅは2分ふん13秒びょう30をマークして全体ぜんたい2位いで準決勝じゅんけっしょうに進すすみました。

リオ銀ぎん坂井さかいは予選よせん落おち

男子だんし200メートルバタフライの予選よせんで敗退はいたいした坂井さかい聖人まさと選手せんしゅは、福岡ふくおか県けん出身しゅっしんの25歳さい。5年ねん前まえ、リオデジャネイロオリンピックの銀ぎんメダリストです。

バタフライが専門せんもんで、200メートルに重点じゅうてんを置おき、オリンピック初はつ出場しゅつじょうとなったリオデジャネイロ大会たいかいでは200メートルバタフライ決勝けっしょうで後半こうはんに猛烈もうれつな追い上おいあげを見みせ、アメリカのマイケル・フェルプス選手せんしゅにわずかな差さまで迫せまって銀メダルぎんめだるを獲得かくとくしました。

2018年ねんからは肩かたのけがの影響えいきょうで日本にっぽん代表だいひょう入いりを逃のがしていて、痛いたむ右肩みぎかたを手術しゅじゅつしてからも左右さゆうのバランスが崩くずれた状態じょうたいが続つづき、フォームの修正しゅうせいに取り組とりくんできました。

5日にちの予選よせんでは、この種目しゅもくの日本にっぽん記録きろくを持もち早稲田わせだ大学だいがくの先輩せんぱいだった瀬戸せと大だい也選手せんしゅの隣となりで泳およぎましたが、序盤じょばんから出遅でおくれ、最後さいごも持ち味もちあじのスパートを見みせることができず、銀メダルぎんめだるを獲得かくとくしたときのレースより6秒びょう余あまり遅おそいタイムでフィニッシュしました。