青森市の観光施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は、毎年、全国の小中学生からねぶたの下絵を募集するコンクールを行っていて、最優秀賞に選ばれた作品をもとに中型と小型のねぶたが制作されます。
31日は2つのねぶたが披露され、このうち幅5メートル近い中型ねぶたは、青森市の小学5年生、横山文音さんの作品をもとに制作されたもので、「白澤」という災いや疫病を追い払うとされる想像上の生き物が絵馬から飛び出す様子が力強く表現されていました。
また、幅2.5メートルの小型ねぶたは青森市の中学2年生、中村康介さんの作品で、クジラと漁師がいわしを追い込む様子が細かなタッチで描かれました。
2つのねぶたは「ねぶたの家ワ・ラッセ」で展示されています。