LG電子は5日、スマートフォンなどを含むモバイル事業からの撤退を決めたと発表しました。
撤退の理由について、LG電子は「価格競争の激化と継続的な事業の不振」と説明していて、「社内資源の効率化で主力事業に力を集中し、事業構造を改善する」としています。
今後はバッテリーなどの電気自動車の部品やテレビなどの家電部門に注力する計画です。
最盛期には一時、スマートフォンで世界シェア3位にまで上り詰めたものの、近年は約6年にわたって赤字が続き、累積赤字は5兆ウォン、日本円で約4900億円に上っています。