石川県輪島市にある寺のお坊さんが、大根などの野菜を寄付してもらう「大根たく鉢」をしました。
お坊さんは笠をかぶって、鈴の音を出しながら、近所の人たちの家に行きました。そして、お経を読んだあと、お礼を言って大根やゆずなどをもらいました。
今年は夏がとても暑くて、大根が育つのが遅くなりました。このため、「大根たく鉢」もいつもの年より20日ぐらい遅くなりました。もらった大根は、小さいものが多くて、いつもの年の半分以下の200本ぐらいでした。
お坊さんは「野菜を一生懸命作った人のことを考えて、大切にいただきます」と話しました。