UAEで13日、地球の気候について話し合う 国連の会議「COP28」が終わりました。
石炭や石油などの化石燃料を使うと、地球の気温を上げる原因の二酸化炭素が出ます。アメリカやヨーロッパなどは「化石燃料を少しずつ減らして、最後にはやめたい」と言いました。しかし、石油を生産している国などは反対しました。
話し合った結果、化石燃料を減らしてほかのエネルギーに変えていくこと、変えるスピードをこれからの10年で速くすることが決まりました。「やめる」ということばは使いませんでした。
国連のスティル事務局長は「化石燃料の時代を終わりにすることはできませんでした。しかし、終わるためのスタートになります」と言いました。