田野運動公園の脇の畑に建てられた2基の大根やぐらは高さ6メートル、幅40メートルあり、合わせておよそ2万本の大根が干されています。
ことしのライトアップは12月15日から始まり、点灯式でスイッチが押されると、白い大根やぐらが赤や緑色など、幻想的なLEDの光でカラフルに彩られました。
初めて大根やぐらを見た宮崎市の19歳の男性は「ライトアップされると、よりきれいで、見られてよかったです」と話していました。
「大根やぐら」に代表される宮崎市の田野 清武地域の農業は2021年に、県内で初めて日本農業遺産に認定されています。
主催している協議会の松山和孝副会長は「宮崎の冬の風物詩として定着してきてうれしい。先人たちが築いてきた農業のすばらしさを感じてほしい」と話していました。
ライトアップは来年の1月14日まで毎日、午後6時から10時まで行われます。