6年前、スペインで親権のない母親と祖父に誘拐されて行方不明になっていた17歳の少年が、フランスで発見されました。
フランスメディアによりますと、イギリス人のアレックス・バティくんは当時12歳だった2017年9月、親権のない母親と祖父と一緒に訪れたスペインで行方不明となり、母親と祖父が誘拐容疑で指名手配されていました。
バティくんは今月12日、フランス南部のオート・ガロンヌ県で、路上を歩いているところを、トラック運転手に発見されました。
山道を何日間も歩いたとみられ、「住んでいた地域から離れることを決意した」と話したということです。
バティくんは、健康診断を受けた後、イギリスに戻る予定です。