日本を訪問しているベトナムのチン首相が、ベトナム人が多く働く群馬県の会社を視察しました。
来日しているベトナムのファム・ミン・チン首相は15日、群馬県甘楽町にある樹脂製の自動車部品などを製造する会社「柴田合成」を訪問しました。
この会社ではベトナム人の技術者らが中心部門などで活躍しているということです。
視察をしたチン首相は「会社がベトナム人を積極的に採用し、そのベトナム人が技術を習得していることを大変うれしく思う」と述べました。
そのうえで「ここでは現場レベルでの日本とベトナムとの友好関係ができている。今後はベトナムから従業員だけでなく、投資も呼び寄せたい」とあいさつしました。
この会社ではベトナム人が30人雇われていて、社員の5人に一人がベトナム人だということです。