【随時ずいじ更新こうしん】ロシア ウクライナに軍事ぐんじ侵攻しんこう（12月つき19日にちの動うごき）

ウクライナの各地かくちでロシア軍ぐんとウクライナ軍ぐんが戦闘せんとうを続つづけていて、大勢たいせいの市民しみんが国外こくがいへ避難ひなんしています。戦闘せんとうの状況じょうきょうや関係かんけい各国かっこくの外交がいこうなど、ウクライナ情勢じょうせいをめぐる19日にち（日本にっぽん時間じかん）の動うごきを随時ずいじ更新こうしんでお伝おつたえします。

（日本にっぽんとウクライナとは7時間じかん、ロシアのモスクワとは6時間じかんの時差じさがあります）

ウクライナ軍ぐん司令しれい官かん「弾薬だんやく不足ふそく」訴うったえ

ウクライナ東部とうぶではロシア軍ぐんがドネツク州しゅうの拠点きょてんで、州都しゅうとに近ちかいアウディーイウカを包囲ほういしようと周辺しゅうへん地域ちいきで攻撃こうげきを繰り返くりかえすなど、激はげしい戦闘せんとうが続つづいているもようです。

前線ぜんせんでウクライナ軍ぐん部隊ぶたいの指揮しきを執とるタルナウシキー司令しれい官かんはロイター通信ろいた-つうしんが18日にちに伝つたえたインタビューで「弾薬だんやくに問題もんだいがある。支援しえんを受うけてはいるが十分じゅうぶんでない。ロシア軍ぐんの攻撃こうげきは絶たえず行おこなわれている」と述のべ、弾薬だんやく不足ふそくに直面ちょくめんしていると訴うったえました。

そして「すべての前線ぜんせんで戦力せんりょくを維持いじすることはできない。攻撃こうげきを続つづける地域ちいきもあれば守備しゅびにまわる地域ちいきもある」と述のべ、反転はんてん攻勢こうせいを開始かいしして半年はんとしが過すぎる中なかで、一部いちぶで作戦さくせんの縮小しゅくしょうを余儀よぎなくされているという認識にんしきを示しめしました。

ウクライナ国防省こくぼうしょう 情報じょうほう総局そうきょく長ちょう「動員どういんは避さけられない」

ウクライナ国防省こくぼうしょうの情報じょうほう部門ぶもんのトップ、ブダノフ情報じょうほう総局そうきょく長ちょうは17日にち、討論とうろん会かいで「現在げんざいの兵力へいりょくを契約けいやく軍人ぐんじんだけでは埋うめ切きれず、動員どういんは避さけられない。弾薬だんやくと同おなじ問題もんだいだ」と述のべました。

その一方いっぽうで「動機どうきづけを見みいだせなければどれだけ徴兵ちょうへいしようと効果こうかはほぼゼロになる」とも述のべ、ウクライナで社会しゃかい問題もんだいになっている徴兵ちょうへい逃のがれにも対処たいしょする必要ひつようがあるという考かんがえを示しめしました。

ロシア ラブロフ外相がいしょう「領土りょうどめぐる論争ろんそう 存在そんざいしない」

ロシア外務省がいむしょうは18日にち、ラブロフ外相がいしょうがロシア国営こくえいの「第だい1チャンネル」に応おうじたインタビューを映像えいぞうとともに公開こうかいしました。

この中なかでラブロフ外相がいしょうはNATO＝北大ほくだい西洋せいよう条約じょうやく機構きこうの加盟かめい国こくを攻撃こうげきする意図いとはないとするプーチン大統領だいとうりょうの最近さいきんの発言はつげんを引用いんようしながら「NATO諸国しょこくと領土りょうどをめぐる争あらそいはない」と述のべました。

そのうえで「全体ぜんたいとして、われわれにはもはや日本にっぽんを含ふくむどの国くにとも領土りょうどをめぐる論争ろんそうは存在そんざいしない。すべて終おわっている」と強調きょうちょうしました。