17日、兵庫県の知事を選ぶ選挙がありました。前の知事の斎藤元彦さんが、また選ばれました。知事は、県で政治を行ういちばん上の人です。
斎藤さんは、3年前の知事を選ぶ選挙に出て、初めて当選しました。ことし9月、県の議会は、知事の仕事を任せられないと「不信任」を決めました。県で仕事をする人に「パワハラ」があったのではないかという問題などがあったからです。このため、斎藤さんは、知事の職を失って、もう一度選挙に出ました。
その結果、斎藤さんを選んだ人が、いちばん多くなりました。斎藤さんは、「職員や県の議会との信頼をもう一度つくりたいです」と話しました。