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日朝、
大阪吹田市のホームセンターから
火が
出て、
3時間近くたっても
建物から
激しく
煙があがっていて、
消火活動が
続いています。
これまでのところ
けが人は
確認されてなく、
周辺の
福祉施設では
入所者が
避難する
などの
影響が
出ています。28
日午前7時10
分ごろ、
大阪吹田市山田北のホームセンター「コーナン
千里山田店」から
煙が
出ていると
消防に
通報がありました。
消防車など18台が出て消火活動を行っていますが、3時間近くたっても建物から黒っぽい煙が激しくあがっています。
出火した当時、店は営業時間外で、消防によりますとこれまでのところけが人は確認されていないということです。
火災の影響で、現場近くにある介護老人保健施設では、およそ100人の入所者を市の施設の武道館に避難させているということです。
施設の職員は「煙がすごいので、安全のため入所者を避難させた。時折、爆発音のようなボンという音も聞こえる」と話していました。
現場は、阪急千里線や大阪モノレールの山田駅から400メートルほどのマンションや店舗などが建ち並ぶ場所です。
出火は出勤前の時間帯
ホームセンターを運営する大阪 堺市の「コーナン商事」によりますと火事が起きたのは店舗の本館です。建物は2階建てで、1階が売り場、2階が駐車場となっていて売り場には日用品や消耗品、インテリア用品を中心に配列しているということです。
ふだんの営業時間は午前9時からで、通常は午前8時から品出しを行うため、火が出たと見られる午前7時10分ごろは、まだ誰も出勤していない状態だったということです。
店内には火災報知器が設置されていて正常に作動したほか、スプリンクラーも設置されているということで、会社は担当者を現場に派遣して状況の確認に当たっています。
コーナン商事は「近隣の皆さまにはご迷惑をおかけして申し訳ありません。原因の究明を急ぐとともに防火体制の見直しも行いたい」と話しています。