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日夜、
東京 大田区の
住宅の
浴室で90
代の
夫婦が
倒れているのが
見つかり、
その後、
2人とも
死亡しました。
夫が
認知症の
妻を
介護していたということで、
警視庁は
入浴中に
体調が
急変した
可能性があるとして
調べています。12
日午後9時半ごろ
東京 大田区南馬込の
住宅で、
この家に
住む野澤三四蔵さん(93)と
妻のチイさん(90)が
浴室で
倒れているのを、
同居している60
歳の
息子が
見つけて119
番通報しました。
2人は病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。
警視庁によりますと、発見された当時、いずれも衣服を着けずにお湯を張った浴槽の中でぐったりしていて、目立った外傷はないということです。
ふだん、三四蔵さんは認知症を患っていたチイさんを介護しながら一緒に風呂に入っていたということです。
警視庁は入浴中に体調が急変した可能性があるとして、詳しい状況を調べています。
消費者庁によりますと、高齢者が入浴中に死亡するケースは1年間におよそ4500件にのぼり冬は増える傾向にあります。
多くは、脱衣所と湯船との急激な温度差で心臓などに負担がかかるヒートショックが原因とみられ、特に冷え込みが厳しいこの時期は注意するよう呼びかけています。