海洋研究開発機構などの研究グループは、12年前から「ちきゅう」という船を使って、和歌山県の海の底を掘っています。海の底の岩などを調べて、地震の研究をするためです。
グループは、先月いままででいちばん深い、海の底から3260mまで掘ることができたと発表しました。
グループは海の底から5200m下まで掘る予定です。5200m下には、プレートと呼ばれる大きな岩があって、そこで大きな地震が起こる 可能性があると言われています。グループは岩や石を取って、地震がいつ起こるかなどの研究に使いたいと考えています。