5人は27日午後8時から東京都内で記者会見し、この中で、リーダーの大野智さんが「2017年6月中旬ごろにメンバー4人に集まってもらい、『自分の嵐としての活動をいったん終えたい』という思いを話しました。その後、何度も話し合い、2020年で休止するという形になりました」といきさつを説明しました。
そのうえで、「自由な生活をしてみたい。この世界を一度離れてみて、今まで見たことのない景色を見てみたい」などと理由について説明し、嵐の活動を休止したあとは芸能活動自体も休む意向を明らかにしました。
5人は去年の6月に活動の休止を決めたということで、それまでのやり取りについて、二宮和也さんは「いろいろ話し合いを進めていく中で、5人でなければ嵐ではない、100%のパフォーマンスはできないだろうと、リーダーの思いを尊重する形で結論に至りました」と説明しました。
また、櫻井翔さんは「最初はものすごく驚きましたが、ほかの何人かの思いで1人の人生をしばることもできないと思いました。大切な仲間なので、全員が納得する着地点を探そうと思いました」などと話しました。
今後については、相葉雅紀さんが「今は、2020年以降、どんな気持ちになるか想像もつかないし、今決まっていることを決められた時間の中で精いっぱいやる。お休みする予定はないです」と話したほか、松本潤さんは「今までやってこれなかったことに新たにチャレンジできるタイミングになるかもしれない。何よりも2020年まで、5人でファンのみんなと楽しい時間を過ごせるようにいろいろ考えたい」などと話しました。
ファンは
嵐が活動休止を発表し、会見したことについて、東京 渋谷では驚きとともに決断を応援するファンの声が聞かれました。
このうち、26歳の会社員の女性は「人生でいちばん好きなアイドルなので、活動休止を知って泣きました。辞めてほしくないし、複雑だけれども、大野さんの好きな道を頑張ってほしいです」と話していました。
23歳の会社員の女性は「歌だけでなく演技もできて、メンバーどうしの仲がいいところが好きです。またいつか活動を再開してくれるかもしれないと期待できるので、今回、解散ではなくてよかったと思っています」と話していました。
また、10年ほど前からファンだという45歳の会社員の女性は「ショックでした。ファンを楽しませるためのパフォーマンスを追求してくれるところが好きなので、またコンサートに足を運んで活動休止まで応援したいです」と話していました。