東京や
大阪の
会社などに、
青酸カリとみられる
粉末と
脅迫文が
相次いで
送りつけられた
事件で、
新たに
都内で
2社に
同様の
封筒が
届いていたことが
捜査関係者への
取材でわかりました。
警視庁は、
同一犯による
犯行とみて
捜査するとともに、
不審な
封筒が
届いた
場合、
手を
触れずに
届け出るよう
呼びかけています。
東京や
大阪の
製薬会社、
それに札幌市に
ある食品会社や
毎日新聞社の
合わせて
9社に
今月25
日、
白い粉末と
脅迫文が
相次いで
郵送で
送りつけられました。
警察によりますと、一部の粉末は青酸カリと確認されたほか、ほかのものも簡易の鑑定の結果、青酸カリとみられるということです。
その後の調べで、都内では新たに、製薬会社と食品会社の合わせて2社にも同様の封筒が届いていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
いずれもこれまでと同様に、先週金曜日に届いていたとみられるということです。
これまでの調べで、粉末と脅迫文は封筒に入れられ、このうち脅迫文は、A4サイズの紙1枚にワープロで「青酸カリが入った偽の製品を流通させる。3500万ウォンをビットコインで払わないと悲劇が起きる」などの内容が書かれていました。
警視庁などは、同一犯による犯行とみて捜査するとともに、不審な封筒が届いた場合、手を触れずに届け出るよう呼びかけています。