ダイハツ工業で車の認証試験を巡る不正が発覚したことを受け、親会社・トヨタ自動車の豊田章男会長は、主な販売先のタイで経緯を説明しました。
親会社、トヨタ自動車・豊田章男会長:「この度のダイハツ工業の問題はお客様の信頼を裏切る、絶対にあってはならない行為だと思っております」
ダイハツ工業を巡っては、タイなどでトヨタ車として販売している乗用車など4車種の認証試験について、不正が行われていたことが発覚しました。
衝突試験の際、本来の仕様にはない加工をして試験を通過していたということです。
トヨタ自動車は、追加の試験で安全性は確認されたとしています。
アジア地域の責任者は「開発現場に何らかのプレッシャーがあったのではないか」と述べ、調査を進める方針を示しました。