デジタル庁によりますと、基本ソフト「アンドロイド」を使うスマートフォンの一部で、11日からマイナンバーカードの電子証明書の機能を搭載できるサービスが始まります。
これまでは子育て支援の申請など行政サービスの手続きをオンラインで行う際には、マイナンバーカードの情報をそのつどスマホなどに読み込む必要がありました。
しかし、新たなサービスを利用すれば、マイナンバー制度の専用サイト「マイナポータル」にスマホだけでアクセスできるようになり、オンラインで行政手続きが行えます。
また、銀行口座の開設や携帯電話の契約、キャッシュレス決済の申し込みなど、民間サービスの利用の際に必要な本人確認も準備が整い次第、スマホだけで行えるようになるということです。
さらにスマホを健康保険証として利用できるサービスの開始は2024年春ごろの開始を予定しています。
一方、iPhoneに搭載する時期は未定だということです。