ディズニーが5月10日の引け後に発表した第2四半期(1~3月期)決算は、売上高と利益がアナリスト予想を満たしたものの、ストリーミングのDisney+の加入者数の減少を受けて、時間外取引で株価は下落した。
ディズニーの事業全体の売上高は218億ドル(約2兆9300億円)、利益は1株当たり.093ドルとウォール街の予想をほぼ満たしていた。利益の大部分は、テーマパーク部門からで、この部門の純利益は22億ドルを記録した。一方、コンテンツを主とするセグメントの利益は、11億ドルだった。
しかし、同社はDisney+で400万人もの加入者を失い、総加入者数は1億5700万人に縮小した。アナリストは、Disney+が170万人の会員を追加すると予想していた。加入者数の減少の大部分は、インド市場の加入者数が8%減少したことによるものだが、同サービスは米国でも30万人の加入者を失った。
ディズニーは、Disney+の加入者1人あたりの平均収益が4.44ドルで、予想通りであり、インドを除く地域では加入者が1%増加したと報告した。