ロシアによるウクライナ
に対する軍事侵攻が
続いています。
ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍が戦闘を続けていて、大勢の市民が国外へ避難しています。戦闘の状況や関係各国の外交など、ウクライナ情勢をめぐる14日(日本時間)の動きを随時更新でお伝えします。
(日本とウクライナ、ロシアのモスクワとは6時間の時差があります)
ゼレンスキー大統領「ロシアは反転攻勢を実感することになる」
ウクライナのゼレンスキー
大統領は13
日、イタリアの
メディアの
インタビューに対し、ロシア
に対する大規模な
反転攻勢について「
非常に
真剣に
準備している。ロシアは
確実に
実感することに
なる」と
強調しました。
ウクライナが、イギリスから供与された射程の長い巡航ミサイルなど、欧米側の軍事支援を受けながら反転攻勢をどう進めるのかが焦点です。
ゼレンスキー大統領 和平に向け教皇に協力求める
ウクライナのゼレンスキー
大統領は13
日、SNSでローマ・カトリック
教会のフランシスコ
教皇との
会談に
触れ「
移送された
数万人のウクライナの
子どもたちの
問題を
取り上げた。
家に
帰すために
あらゆる努力をしなければならない」として、ロシア
側に
連れ去られた
子どもたちを
取り戻すための
協力を
求めたことを
明らかにしました。
その上で、和平に向けて領土の一体性の回復などを掲げるウクライナの提案を支持するようフランシスコ教皇に呼びかけたとしています。
フランシスコ
教皇は、
これまでウクライナとロシアとの
和平の
実現に
向けて、バチカンが
仲介役を
果たすことに
意欲を
見せてきていて、ゼレンスキー
大統領と
対面で
会談するのは、ロシアによる
軍事侵攻以降、これが
初めてです。
また、ウクライナのイエルマク大統領府長官はSNSで、ゼレンスキー大統領が会談でロシアによる侵攻によって苦しんでいる人たちを支えるため、フランシスコ教皇をウクライナに招待したことを明らかにしました。
ウクライナ国防次官 反撃の成果を強調
ウクライナのマリャル
国防次官は13
日、
東部の
激戦地バフムトについて「
近郊の2つの
戦線で、われわれの
軍は
徐々に前進している。
敵を
撃破し、
かなりの
数を
捕虜にした」とSNSに
投稿し、
反撃の
成果を
強調しました。
一方、ロシア国防省は、東部ルハンシク州の中心都市で、親ロシア派が事実上統治するルハンシクを12日、ウクライナ軍の戦闘機が攻撃したと発表しました。
攻撃には「イギリスがウクライナに
供与した
巡航ミサイル『ストームシャドー』が
使われた」として、ウクライナへの
軍事支援を
強化するイギリスを
非難しています。
さらに、ロシアの有力紙「コメルサント」によりますと、ウクライナと国境を接するロシア西部のブリャンスク州で13日、ロシア軍の戦闘機と戦闘爆撃機、それにヘリコプター2機のあわせて4機が墜落したということです。
「コメルサント」は複数の専門家の指摘として、敵に撃墜された可能性が高いと伝えています。
伊首相 武器供与含む支援「必要とされるかぎり続けていきたい」
ウクライナのゼレンスキー
大統領は13
日、イタリアの
首都ローマを
訪問し、メローニ
首相と
会談しました。
会談のあとの共同記者会見で、メローニ首相は「イタリアは、ロシアによる不当で残忍な侵略の被害者であるウクライナの主権と領土保全を全面的に支持することを行動で示してきた」と述べました。
その上で、ウクライナへの武器供与を含む支援については「今後も必要とされるかぎり続けていきたい」と述べ、イタリア政府として継続していく考えを示しました。
これに対し、ゼレンスキー大統領は「私たちが国を守ることへの支援を惜しまないすべてのイタリア人に感謝したい。きょうは、特に防衛や軍事面での協力について協議したが、われわれの空を守るための重要な決定がなされた」と述べました。
ドイツ国防省 ウクライナに27億ユーロの軍事支援を行うと発表
ドイツ
国防省は、13
日、ロシアの
軍事侵攻を
受けるウクライナ
に対して新たに27
億ユーロ、
日本円にして
およそ4000
億円相当の
軍事支援を
行うと
発表しました。
今回の支援にはドイツなどがすでに供与している主力戦車「レオパルト2」より旧式の戦車「レオパルト1」30両、「マルダー歩兵戦闘車」20両、それに、防空システム4基などが含まれています。
地元メディアは、ドイツ政府は侵攻が始まってからこれまでに27億5000万ユーロに相当する兵器の供与を許可していて、今回の支援の発表でウクライナに対する軍事支援が倍増することになると伝えています。
ドイツのピストリウス国防相は発表にあわせた声明で「国際法に違反したロシアの恐ろしい侵攻が一刻も早く終結することを祈っているが、残念ながらそのめどが立っていない。したがって、ドイツはできるかぎりの支援を提供する」として、支援を継続する姿勢を強調しました。
きょう日中韓外相会議 岩屋外相 中韓と個別会談も
岩屋外務大臣は22日、東京で日中韓3か国の外相会議に臨むとともに、中国、韓国と個別の外相会談なども行う予定です。中国に対しては、経済面での協力の重要性を強調し、日本産水産物の輸入再開などを改めて求める方針です。
Source: NHK
Mar 22, 2025 05:03
富士山噴火の対応方針 “降灰30cm以上は避難必要” 国の検討会
富士山などで大規模な噴火が発生して首都圏に大量の火山灰が積もった時、社会全体はどう対応するのか、専門家などで作る国の検討会が方針を取りまとめました。自宅などで生活を続けることを基本としつつ、火山灰が30センチ以上積もった地域では避難が必要だとして、備蓄を進めるとともに火山灰に関するわかりやすい情報提供も行うべきだとしています。
Source: NHK
Mar 21, 2025 15:03
サッカー日本代表 W杯出場決定 8大会連続8回目【詳しく】
サッカー日本代表は20日夜、埼玉スタジアムで行われた、ワールドカップアジア最終予選の第7戦で、バーレーンに2対0で勝ち、8大会連続8回目の本大会出場を決めました。開催国のアメリカ、メキシコ、カナダの3か国を除き“世界で最も早い”出場権獲得となりました。記事後半では、最終予選で採用したフォーメーションについての解説や、試合の詳しい経過もお伝えしています。
Source: NHK
Mar 21, 2025 01:03
FRB 利下げ見送り 政策金利の据え置き決定 2会合連続
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は金融政策を決める会合を開き、19日、利下げを見送り、政策金利を据え置くことを決定したと発表しました。一方、会合の参加者が示した見通しでは物価上昇や景気の減速が示され、トランプ政権の関税引き上げの影響を懸念する形となっています。
Source: NHK
Mar 20, 2025 08:03
日銀 金融政策を維持 政策金利0.5%程度に据え置き
日銀は19日まで開いた金融政策決定会合で、いまの金融政策を維持し、政策金利を0.5%程度に据え置くことを決めました。アメリカのトランプ政権が次々と関税政策を打ち出し先行きの不確実性が高まっていることなどを踏まえ、経済や物価の情勢を見極めるべきだと判断したとみられます。
Source: NHK
Mar 19, 2025 11:03
国連安保理 ガザ地区空爆に停戦継続求める声 各国から相次ぐ
イスラエル軍がパレスチナのガザ地区でイスラム組織ハマスの拠点などに大規模な空爆を行い、400人以上が死亡したとされることを受けて、国連の安全保障理事会では、イスラエルとハマスの停戦の継続を求める声が各国から相次ぎましたが、アメリカの代表は空爆を支持する姿勢を示しました。
Source: NHK
Mar 19, 2025 05:03
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