23日、海をパトロールしていた海上保安庁の船が、小笠原諸島の父島の近くの海で中国の船を見つけました。この海は日本が経済的な権利を持っている海です。
海上保安庁の人は、中国の船に止まるように言いましたが、止まりませんでした。このため、中国の船に乗って止めさせて、中国人の船長を逮捕しました。
小笠原諸島の海の底には「宝石さんご」という赤いさんごがあります。このさんごで作ったアクセサリーなどは中国や台湾で人気があって、値段がとても高くなっています。このため、最近さんごを密漁する中国の船がたくさん来ていて、5日と16日には別の船長が逮捕されています。