3日午後6時ごろ、九州や四国などの西日本で、とても明るい流れ星のような物が見えました。
福岡空港にあるNHKのカメラには、午後5時54分ごろ、空を通る緑色の強い光が約4秒、写っていました。
福岡市にある気象台には、「空で光る物を見た」という連絡が10人ぐらいからありました。広島市や松山市にある気象台にも同じような連絡がありました。
国立天文台の専門家は「これは流れ星の中でも特に明るい『火球』の可能性があります」と言っています。流れ星は、宇宙にある小さな石などが地球に落ちてくるときに燃えて光る物です。専門家は「燃えて残った物が隕石になっていても、海に落ちたと思います」と話しています。