大人の代わりに家族の介護や世話をしている子どもを「ヤングケアラー」と言います。NHKは、ヤングケアラーなど1000人に聞きました。
介護や世話について聞くと、「ほかの人に相談したことはない」、「あまり相談していない」と答えた人が73%いました。理由は「相談しても役に立たない」、「相談しにくい」などと答えました。
このほかに「相談できる人がいない。相談したら家族に怒られると思った」とか「友達と遊ぶことができない理由を話すかどうか悩んだ」と答えた人もいました。
専門家は「子どもと周りの人が会話ができる関係になることが大切です。子どもの話を聞くことから始めてほしいです」と話しています。