アメリカ海洋大気局のグループは、雨と地球の気温の関係について研究しました。グループは、1977年から2015年までの日本の雨のデータをAIに入れました。そして、とてもたくさん降ったり広い場所で降ったりした「異常な雨」を調べました。
1977年は「異常な雨」が6.1日でしたが、2015年は12.3日でした。約2倍に増えていました。特に中国地方や四国、九州、奄美、沖縄で増えて、約3倍になっていました。
グループは、スーパーコンピューターで空気と海の温度についても調べました。その結果、人間の活動で地球の気温が上がったことが、「異常な雨」が増えた原因だと言っています。
グループの人は「将来、今までにない雨が降るかもしれません。災害が起こらないように準備をする必要があります」と話しています。