暖かくなって窓を開けることが多い今の季節は、子どもがベランダから落ちる事故が多くなります。このような事故をなくしたいと考えて、NPOが横浜市の保育園で70人ぐらいの子どもに実験をしました。
今までの実験では、ベランダの柵を国が決めた高さより高くしても、登って越える子どもがいました。今回は、柵の上に付けた手すりを触ると、手すりが回るようにして実験をしました。
3歳の子どもはみんな、回る手すりをしっかり持つことができなくて、柵を越えることができませんでした。しかし、4歳と5歳では越えてしまう子どもが少しいました。
NPOは、回る手すりをマンションなどのベランダで使うことができるように、もっと考えたいと話しています。