米ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルの代表作として知られるマリリン・モンローの肖像画がオークションにかけられ、20世紀の芸術作品として最も高額で落札されました。
約1メートル四方の「ショット・セージブルー・マリリン」は、ウォーホルが1960年代にモンローを描いた数十点の肖像の一つです。9日夜、米ニューヨークで開催されたクリスティーズのオークションでの落札額は記録的な1億9500万ドル(約253億円)でした。
競売に先駆け、クリスティーズは「ショット・セージブルー・マリリン」を「現存する最も希少かつ卓越した肖像の一つ」と説明しました。同作はニューヨークのグッゲンハイム美術館や仏パリのポンピドゥー・センター、英ロンドンのテート・モダンといったギャラリーで展示されたこともあります。