国連のWMOは18日、2021年の世界の気候について調べた結果を発表しました。発表によると、1993年から2021年までで、世界の海の水の高さが平均で10.2cm上がりました。
南極などの氷がとけて、海の水が増えていることなどが理由だと言っています。そして、20年前は1年で2mmぐらい高さが上がっていたが、最近は1年で4.5mmになって上がるのが速くなっていると言いました。
WMOは「周りが海の日本などでは、海の高さが上がると危険も高くなります。波が高くなったり建物に水が入ってきたりします。砂浜がなくなって、観光する場所がなくなったり動物や植物に問題が起こったりするかもしれません」と話しています。