このうち、東京の渋谷駅には警視庁の警察官やJRなどの関係者およそ50人が集まり、警視庁が開発した「Digi Police」と呼ばれる防犯アプリを紹介するチラシなどを配って痴漢に注意するよう呼びかけました。
「Digi Police」は電車内での利用を想定し、ワンタッチで「痴漢です 助けてください」というメッセージを、スマートフォンの画面に表示したり「やめてください」という音声を流したりする機能がついています。
都内では去年、電車内での痴漢行為でおよそ240人が検挙されていて、警視庁は積極的に活用してほしいとしています。 渋谷警察署の武井徹署長は「被害者だけでなく周囲の人にも協力してもらい、痴漢を防ぐ環境を作っていきたい」と話していました。 このキャンペーンは、首都圏の各地の駅などで6月15日まで行われます。