8
日のロンドン
外国為替市場では
円を
売ってドルを
買う動きが
一段と加速し、
円相場は
一時、1ドル=134
円台まで
値下がりして、
およそ20
年ぶりの
円安ドル
高水準を
更新しました。
8日のロンドン外国為替市場では、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が利上げへの姿勢を強める中、大規模な金融緩和を続ける姿勢を示す日本との金利差の拡大が改めて意識されて、円を売ってドルを買う動きが一段と強まり、円相場は一時、1ドル=134円台まで値下がりしました。
これは2002年2月以来、およそ20年4か月ぶりの円安ドル高水準です。
またユーロに対しても円は値下がりしていて、市場関係者は「日本の金融引き締めに対する消極的な姿勢が明確になる一方で、欧米などはインフレ抑制のために金融引き締めを加速させていて、投資家の間で金融政策の方向性の違いが改めて意識されたことを背景に円安が加速している」と話しています。