そして、
今後の
感染症への
対応として、
国と
地方が
医療資源の
確保などでより
強い権限を
持てるよう
法整備を
行うほか、
地域の
拠点病院に
都道府県と
協定を
締結する
義務を
課すなどして
必要な
医療提供体制を
確保し、
有事には
確実に
稼働するよう
担保する
考えを
示しました。
さらに、対策の司令塔機能を強化するため、新たに「内閣感染症危機管理庁」を内閣官房に設置するとともに、厚生労働省の関係する各部署を統合して省内に「感染症対策部」をつくることを発表しました。
また、「国立感染症研究所」と「国立国際医療研究センター」を統合し、アメリカのCDC=疾病対策センターの日本版を創設すると表明しました。
そして、17日に政府の対策本部で正式に決定する方針を示しました。
感染症対策の司令塔機能の強化について、岸田総理大臣は「有事と平時にそれぞれメリハリをきかせた体制をつくることを考えた。次の感染症拡大をはじめとする、さらなる危機に迅速かつ機動的に対応できるように体制をつくっていきたい」と述べました。
NATO首脳会議への出席明らかに 日本の首相で初
このほか、
岸田総理大臣は、6
月下旬にドイツで
開かれるG7サミット=
主要7
か国首脳会議に
続き、スペインで
開かれるNATO=
北大西洋条約機構の
首脳会議に、
日本の
総理大臣として
初めて出席することを
明らかにしました。
出産育児一時金 大幅に増額する考え
また、「こども
家庭庁」の
設置法が
成立したことを
受け、
直ちに設置に
向けた
準備室を
立ち
上げる方針を
示した
ほか、
出産費用を
助成するため、
現在は
原則42
万円が
支給される「
出産育児一時金」を
大幅に
増額する
考えを
示しました。
参院選 勝敗ライン「与党で過半数」
一方、
参議院選挙について「コロナとのたたかいやロシアによるウクライナ
侵略、
世界的な
物価高騰といった
歴史を
画するような
課題に
日本が
どう挑戦するのかを、
国民に
判断いただく
選挙だ」と
述べました。
また、勝敗ラインについて「従来から非改選の議員も含めて、与党で過半数と申し上げている。自民党の公認候補はどの選挙区でも支持をいただけるよう全力で取り組むが、全体の数字としては与党で過半数だ」と述べました。
参院選「選挙公約の重点項目の1つに憲法改正掲げる」
そして「
今回の
参議院選挙でも
選挙公約の
重点項目の1つに
憲法改正を
掲げる。
自民党の
改正案の4
項目は
どれも
現代的な
課題で、
国民生活を
考えても
しっかり進めなければならず、できるだけ
多くの
国民にご
理解いただけるよう、
選挙などを通じて丁寧に
説明し、
結論を
出すべく
歩みを
進めたい」と
述べました。
予算編成「政策の特徴に合わせ規模や財源考える」
予算編成の
在り方と
財源について「
財源は
政策課題によってさまざまだ。
新しい資本主義を
進めるにあたって、
多くの
民間の
投資を
集める呼び水と
なる財政出動を
国が
行う形で
全体を
賄うことになる」と
述べました。
また、増額を表明している防衛費について「厳しい安全保障環境の中で、国民の命や暮らしを守るために何が必要なのかを議論し、維持するためにはどれだけの予算が必要なのか、規模によって財源の在り方が変わってくる」と述べました。
そして「政策の特徴に合わせて予算の規模や財源を考えていく。さまざまな政策の組み合わせの中で、日本の財政全体も念頭に置きながら考えていきたい」と述べました。
日銀 “物価安定目標維持へ努力続けることを期待”
物価の
高騰に
関連し、
記者団が「
日銀の
金融政策を
修正する
必要は
あるか」と
質問したの
に対し、「
日銀はさまざまな
影響を
総合的に
判断して、
金融政策を
決めていくと
理解している。
具体的な
金融政策は
日銀が
判断するものだが、
物価安定目標を
持続的、
安定的に
維持するために
努力を
続けて
いくことを
期待している」と
述べました。
日韓首脳会談「何も決まっていない」
NATO=
北大西洋条約機構の
首脳会議に
合わせて、
日韓首脳会談を
行うかと
問われたの
に対し「
何も
決まっていない。
東アジアの
厳しい安全保障環境を
考えれば、
日米韓や
日韓で
戦略的な
連携をして
いくことは
大変重要で、
非常に
厳しい
状況に
ある日韓関係を
放置しておくことはできないが、
国と
国との
約束を
守ることは
国家間の
関係の
基本だ。
日韓関係を
健全な
関係に
戻すべく、
日本の
一貫した
立場に
基づいて
意志疎通を
図ることは
重要だ」と
述べました。
核兵器禁止条約の初の締約国会議「出席考えていない」
来週21
日から
開かれる
核兵器禁止条約の
初めての
締約国会議に
出席するか
どうか
問われ「まず
唯一の
同盟国であるアメリカとの
信頼関係のもとに、
現実的な
核軍縮・
不拡散の
取り組みを
進めるところから
始めて
いくべきだ。
それが、
新時代リアリズム
外交として
適切だと
判断し、
会議には
出席を
考えていない」と
述べました。
サル痘「必要であれば対応」
欧米を中心に患者の確認が相次いでいる「サル痘」について「日本では現在、感染は確認されていない。天然痘のワクチンが効果があると報告されており、わが国は相当量の国産ワクチンを備蓄している。WHOの検討状況を含め、科学的知見や諸外国の感染動向を注視し、必要であれば対応していく」と述べました。
円相場 一時156円台後半まで値下がり 34年ぶり円安水準更新
26日の東京外国為替市場では、日銀の金融政策決定会合の結果や、植田総裁の記者会見での発言を受けて、円相場は、一時、1ドル=156円台後半まで値下がりしました。その後、夕方には急激に2円近く円高方向に変動したあと、再び、1ドル=156円台に値下がりする荒い値動きの場面もありました。
Source: NHK
Apr 26, 2024 18:04
宗教の信仰背景の児童虐待 こども家庭庁が初の実態調査
親が子どもに宗教活動を強制するなど、保護者による宗教の信仰を背景にした児童虐待の実態についてこども家庭庁が初めて調査を行いました。その結果、児童相談所が虐待にあたると判断した事例は去年9月までの1年半に、全国で47件あったことがわかりました。いわゆる「宗教2世」への聞き取りや書面での調査では「誰に相談してよいかわからなかった」といった声が寄せられ、子どもが助けを求めることができる環境の整備が課題となっています。
Source: NHK
Apr 26, 2024 13:04
岸田首相 来月1日からフランスと南米 3か国訪問へ
岸田総理大臣は、来月1日から6日間の日程でフランス、ブラジル、パラグアイの3か国を訪問することになりました。フランスではOECDの閣僚理事会に議長国として出席するほか、ブラジルでは日本の総理大臣として10年ぶりに政策スピーチを行う予定です。
Source: NHK
Apr 26, 2024 12:04
IHI原動機のデータ改ざん「重く受け止め 厳正に対応」国交相
エンジンメーカーのIHI原動機が、船舶用のエンジンなどの燃費性能のデータを改ざんしていた問題について、斉藤国土交通大臣は、26日の閣議のあとの記者会見で「極めて遺憾で重く受け止めている。必要な調査を速やかに実施し、厳正に対応したい」と述べました。
Source: NHK
Apr 26, 2024 12:04
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