19日午後3時ごろ、石川県でマグニチュード5.4の地震がありました。珠洲市では大きく揺れて、震度6弱でした。能登町は震度5弱、輪島市は震度4でした。珠洲市にある春日神社では、石でできた鳥居が折れて、倒れました。

20日午前10時半ごろにも、同じ地域でマグニチュード5.0の地震がありました。珠洲市は震度5強、能登町は震度4でした。
19日と20日の地震のあと、津波はありませんでした。
気象庁は20日の地震のあと、「大きく揺れたところでは、家が壊れたり、山や崖が崩れる危険が高くなっています。また地震が起こったり雨が降ったりすると、崩れるかもしれないため、危険な所に行かないでください」と言いました。
この地域では地震が1年以上続いています。気象庁は、これからも地震が続くと考えて、1週間ぐらいは気をつけてほしいと言っています。