連続性犯罪事件の被告合計懲役41年確定へ - Easy News

福岡ふくおか県けんで女性じょせい7人にんに性的せいてき暴行ぼうこうを加くわえて現金げんきんを脅し取おどしとるなど複数ふくすうの罪つみに問とわれた被告ひこくについて、最高さいこう裁判所さいばんしょは上告じょうこくを退しりぞけ、懲役ちょうえき16年ねんと懲役ちょうえき25年ねんの判決はんけつが確定かくていすることになりました。

実質じっしつ的てきな刑けいの重おもさは合あわせて懲役ちょうえき41年ねんで、有期ゆうき刑けいの上限じょうげんである30年ねんを上回うわまわることになりました。

今泉いまいずみ成しげる博はく被告ひこく（44）は2019年ねん12月つきまでのおよそ1年ねん半はんの間まに、福岡ふくおか県内けんないで17歳さいから30歳さいまでの女性じょせい7人にんに性的せいてき暴行ぼうこうを加くわえて現金げんきんを脅し取おどしとるなどしたとして13の事件じけんで起訴きそされました。

被告ひこくはこれらの事件じけんで起訴きそされる前まえに、同おなじ時期じきに起おこした別べつの事件じけんで執行しっこう猶予ゆうよのついた有罪ゆうざい判決はんけつが確定かくていしていたため、検察けんさつは刑法けいほうの規定きていに基もとづき、13の事件じけんを判決はんけつ確定かくてい日びの前後ぜんごに分わけて、それぞれ懲役ちょうえき15年ねんと懲役ちょうえき25年ねんを求刑きゅうけいしました。

1審しんの福岡ふくおか地方ちほう裁判所さいばんしょは「順法じゅんぽう精神せいしんが欠落けつらくしていて性せい犯罪はんざいに関にかんする常習じょうしゅう性せいは顕著けんちょで、刑事けいじ責任せきにんは極きわめて重おもい」と指摘してきし、求刑きゅうけいを上回うわまわる懲役ちょうえき16年ねんと懲役ちょうえき25年ねんを同時どうじに言い渡いいわたしました。