ヨーロッパやアメリカで「サル痘」というウイルスの病気になる人が増えています。アメリカのCDCによると今月24日までに、今まで「サル痘」がなかった47の国と地域で、4106人がこの病気になりました。
WHOは世界の専門家を集めて、この病気について話し合いました。テドロス事務局長は25日、「今は世界に広がる危険がある緊急事態ではないという結果になりました」と言いました。
しかし専門家は、「今までサル痘がなかった所で、こんなに広がるのは普通ではありません。もっと広がる心配があるため、これからも調べ続けて、もう一度話し合ったほうがいいと思います」と言っています。
WHOは今、新型コロナウイルスとポリオは世界に広がっていて緊急事態だと言っています。