全国各地で35
度以上の
猛暑日が
予想される
中、
後藤厚生労働大臣は、
屋外での
マスクの
着用について、
周りの
人と
距離がとれる
場合や、
距離がとれなくても
会話を
ほとんど行わない
場合には、
着用の
必要がないことを
強調し、
熱中症への
注意を
呼びかけました。
新型コロナ対策としてのマスク着用をめぐって、政府は、
▼屋内では、周りの人との距離がとれ、会話をほとんど行わない場合に、
▼屋外では、周りの人と距離がとれる場合や、距離がとれなくても会話をほとんど行わない場合には、
着用の必要はなく、特に夏場は熱中症予防の観点から外すことを推奨する考え方を示しています。
これについて、後藤厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で「熱中症などの危険があることは十分申し上げてきた。屋外では、近い距離ではないか、または話をしないというのであれば、マスクをとり、熱中症などに十分注意してもらうよう広報している」と述べ、必ずしも着用の必要がないことを強調しました。
そのうえで「広報用のパンフレットを配布し、今月中にはテレビCMも放送するが、それぞれの場合に応じた分かりやすい広報をしていきたい」と述べ、こうした考え方を改めて周知する考えを示しました。