OPEC=石油輸出国機構などの産油国が会合を開き、8月の原油生産について前回の会合で合意した増産量を維持することを決定しました。
OPEC諸国にロシアなどを加えた産油国は30日、オンライン形式の閣僚級会合を開き、8月の原油の増産量を一日あたり64万8000バレルにすることで合意しました。
前回の会合で増産量が43万2000バレルから64万8000バレルに引き上げられ、また、8月の増産量についても発表されていて、これを維持した格好です。
ロシアへの経済制裁の影響で世界的に原油の需給が逼迫(ひっぱく)していて、日本やアメリカなどの消費国が増産幅のさらなる拡大を求めていましたが、これには応じませんでした。