欧州最大の航空会社ライアンエアーは8日、フライトを妨害したとして乗客に1万5000ユーロ(約250万円)の損害賠償を請求しました。
アイルランドを拠点とする格安航空会社である同社は、昨年4月に首都ダブリンからスペイン・ランサローテ島へのフライトを妨害した乗客を提訴したと発表しました。
同社は声明で「この乗客の許し難い行為により、この便はポルトへの迂回(うかい)と一晩の遅延を余儀なくされ、160人の乗客が不必要な混乱に見舞われた」と述べました。
同社は宿泊費、乗客の費用、着陸費用を含む遅延により生じた費用の回収を求めてアイルランドの裁判所に訴訟を提起したということです。