北九州市のファストフード
店で
中学生2
人が
殺傷された
事件で、43
歳の
容疑者について、
検察が
今週中にも
専門家による
精神鑑定を
行う方針を
固めたことが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
先月北九州市小倉南区のファストフード店で、塾帰りで店に立ち寄った中学3年で15歳の女子生徒が刃物で刺されて死亡し、男子生徒が大けがをした事件では、近くに住む無職、平原政徳容疑者(43)が今月、女子生徒に対する殺人の疑いで再逮捕されました。
警察の調べに対し、「認めない」と容疑を否認しているということです。
これまでの調べによりますと、容疑者と生徒2人に面識はなく、警察は容疑者が何らかの一方的な理由で2人を襲った可能性もあるとみて調べています。
容疑者について、福岡地方検察庁小倉支部が刑事責任能力を調べるため今週中にも、裁判所に「鑑定留置」を請求する方針を固めたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
請求が認められると専門家による精神鑑定が行われ、検察は鑑定結果などを踏まえて、起訴するかどうか判断するとみられます。