アメリカのバイデン
政権の
高官がNHKの
単独インタビューに
応じ、イスラエルとイスラム
組織ハマスが6
週間、
停戦すること
などで
合意したことについて、
来週発足する
トランプ次期政権の
協力が、
当事者が
合意を
受け入れるうえで
重要だったと
明らかにしました。
アメリカ国務省のミラー報道官は15日、NHKの単独インタビューに応じ、イスラエルとハマスが合意に至った背景について「トランプ次期政権も交渉に参加し『われわれも合意内容を支持する。アメリカを信頼してほしい』と言ったことが重要だった。それが、最終的に当事者たちが合意を受け入れるための重要な要因だったと考える」と明らかにしました。
そして、今後、トランプ次期政権がどのような形で協議を進めていくかは分からないとしていますが、今回の合意内容については次期政権も支持していると強調しました。
ミラー氏は「きょうは重要な第一歩だ。ただ、結局のところ、恒久的な停戦になるかにかかっている。その過程では厳しい協議や困難な交渉が伴うだろう」と述べ、恒久的な停戦の実現にはアメリカ政府が働きかけを続けることが欠かせないという考えを示しました。