米国の起業家イーロン・マスク氏が創業した米宇宙企業スペースXは15日、開発中の史上最大のロケットと宇宙船「スターシップ」の2回目の打ち上げ試験を、現地時間17日朝(日本時間17日夜)にテキサス州で実施すると発表しました。前回は打ち上げ直後に破壊信号によって爆発しましたが、同社は「多くを学んだ」として2度目に挑みます。
スペースXによると、打ち上げの予定時刻は、米中部時間17日午前7時(日本時間17日午後10時)から2時間の枠。計画では、スペースXが拠点としているテキサス州ボカチカの「スターベース」からスターシップを打ち上げます。無人の宇宙船を地球の軌道に投入し、その後、宇宙船は打ち上げから90分後に太平洋に着水します。